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フリーターのメリットとデメリットを解説

最終更新日: 2017年9月19日

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当サイト訪問者には、フリーターをしようか、正社員になろうか、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

あるいは、すでにフリーターはしているけれど、このまま続けていいものか迷っている人もいるかもしれません。

フリーターの一般的なイメージは世の中の雇用情勢などによって、良くなったり、悪くなったりしますが、実際問題として、フリーターにはどういったメリットやデメリットがあるのでしょうか?

フリーターのメリットやデメリットについて、詳しく紹介していきますので、フリーターを続けるのか、正社員になるのかの判断材料として利用してみてください。

フリーターのメリット

シフトで自由に勤務日を決められる

フリーターがしているアルバイトの多くは、シフトで勤務日が決められるので、自分の都合に合わせて働く日を決めることができます

さすがに、週1日しか働けない人はアルバイトでも採用されにくいかもしれませんが、週3日ほど働いていれば、勤務先から不満を言われることはほとんどないでしょう。

また、時間も自由に決められますし、残業もほぼないので、アルバイトに入っている日であっても、時間に余裕があるということも多いです。

余った日や時間は、別のアルバイトをしたり、趣味や資格の勉強、様々な活動など、自由に使うことができます。

こういったメリットがフリーターにはあるので、将来なりたい職業を目指して、アルバイトをしながら勉強をしている人もたくさんいます。

単純作業が多く、仕事を覚えやすい

アルバイトの仕事をはじめるために、何か月も研修を受ける必要がないのは、アルバイトに任せられる仕事内容が簡単に行える単純作業が多いからです。

学生や若い人がアルバイトをすることも多いので、すぐに仕事が覚えられるように作業工程や作業時間などが明確に決められていて、細かい部分までマニュアルが用意されていることもあります。

多くのアルバイトの仕事は、1か月きっちり仕事をしていれば、ほとんどの仕事を覚えられるようにできています。

一方、正社員の仕事で活躍しようと思えば、数か月の研修を受けるだけでは難しく、その後も様々な形で勉強や実践を通して学ぶ必要があります。

仕事を変えやすい

上の仕事を覚えやすいということにも関係してきますが、仕事を変えてもすぐに新しい仕事で活躍することができるので、仕事を変えるハードルは非常に低いです。

合わない仕事に就いてしまい、辞めて別のアルバイトに変更しても、すぐに新しい仕事を覚えて活躍することができます。

また、アルバイトの採用選考は正社員に比べて条件が厳しくないので、採用されやすいのも仕事を変えやすい理由の一つに上げることができます。

フリーターをしていれば、次々に仕事を移って、様々な仕事経験を積むこともできます。

責任の重い仕事が少ない

アルバイトの仕事は単純作業が多いだけでなく、責任の重い仕事が少ないという特徴もあります。

たとえ仕事で失敗したとしても、損害がそれ程大きくならない仕事が多いですし、アルバイトの失敗の責任は正社員がとることが多いです。

お客さんからクレームを言われる場合なども、対応は店長や正社員が行うことが多く、アルバイトは責められることが少ないです。

転勤が無い

正社員のデメリットとして「転勤」を上げる人は多いです。

転勤先が自宅から通える範囲であれば問題ないのですが、難しい場合は、住む場所も変えなければならず負担は非常に大きくなります。

しかし、アルバイトとして働いている人は基本的に一つの職場や現場で仕事をしますし、転勤を命じられることもありません

フリーター経験しかない人にはなかなか実感しにくい部分ですが、アルバイトの大きなメリットといえるでしょう。

フリーターのデメリット

給料が安い

フリーターのデメリットとして第一に上げなければならないのは、やはり給料が安いということでしょう。

時給が高い仕事であっても、正社員の年収に比べると大きく劣ることが多いです。

またボーナスも支払われないですし、昇給もあまり期待できないです。

正社員であれば年に一回昇給がある企業が多く、月額で数千円から数万円給料が増えるようなこともあります。

しかし、アルバイトの昇給の場合、時給が数十円増えるといった程度のことが多いです。

仕事を続けても技術や知識がついてこない

もう一つフリーターのデメリットとして大きなものが、どれだけアルバイトを続けたとしても技術や知識が身についていかないということがあります。

正社員をしていれば常に成果は問われてきますから、新しい技術を身につけたり、知識をつけていくことが求められています。

苦労は多いのですが、正社員を続けていれば、常に進歩していくことができます。

しかし、アルバイトに求められるのは、常に同じことを確実に行うことですので、新しい技術や知識を身につける必要はありません

楽ではあるのですが、進歩していくことがないので、何歳になっても入社当時と同じことをしている場合もあります。

いざ正社員を目指した就職活動をする際になっても、何もアピールするものがないという事態になってしまうこともあります。

社会保険が正社員に比べて見劣りする

働いていると社会保険に加入することになるのですが、アルバイトをしている人と、正社員をしている人では、社会保険の充実度が全く違ってきます。

正社員の人は

  • 厚生年金保険
  • 健康保険
  • 労働災害保険
  • 雇用保険

に加入します。

一方、アルバイトは

  • 国民年金
  • 国民健康保険
  • 労働災害保険

に加入していることが多いです。

国民年金と厚生年金の違いについては、「フリーターの国民年金と正社員の厚生年金の違い」で詳しく説明しているのでチェックしてみてください。

健康保険に関しては、加入していると病院での支払いが3割負担で済むのはどちらも変わりありません。

しかし、正社員の加入する健康保険の場合、健康保険料の半額は会社が支払ってくれますし、傷病手当や出産手当など国民健康保険にはない手当もあります。

一方、アルバイトの加入している国民健康保険は、全額加入者負担になりますし、手当なども基本的なものだけしかありません。

そして、社会保険に関して、アルバイトの人の大きなデメリットと言えるのが、雇用保険に加入していないことが多いということです。(※1

雇用保険は、失業した時に失業給付金がもらえる保険制度です。

正社員の人が失業した場合、働いていた時にもらっていた月額の50%から80%を失業給付金として受け取ることができます。

しかし、アルバイトをしてきた人は、雇用保険に加入していないことが多いので、失業給付金は1円ももらえません。

また、退職金も出ないので、失業後の生活費はアルバイトで働いている間に貯めておかなければならないことになります。

※1アルバイトをしていても以下の条件を満たしていると、雇用保険に加入しなければなりません。

雇用保険加入条件

  1. 一週間の所定労働時間が20時間以上
  2. 31日以上継続して雇用される見込みである
  3. 雇用保険の適用事業所に雇用されている

雇用保険-厚生労働省

人脈が広がりにくい

仕事で今まで話したことがない人と接触するタイミングというのは、多くの場合重要な仕事を進めている時が多いです。

  • 新規プロジェクトの開始
  • 新しい販路の開拓
  • 新しい事業所の開設
  • 技術セミナーや講習会

こういった仕事を経ていくことで、人脈を広げていくことができます。

しかし、アルバイトの人にはこういった重要な仕事が任せられることはほとんどありませんし、一つの店舗や工場の中で働いているので、話す相手がアルバイトの同僚や店長など、いつも同じメンバーに限られることが多いです。

そういったことから人脈が広がっていかず、人から得られる新しい情報が少なくなりがちです。

仕事では、人脈によって助けられることが多々あるので、そういった人脈を得られないのはデメリットといえるかもしれません。

福利厚生があまりよくない

福利厚生をアルバイトなどにも充実させる企業もでてきていますが、今でも正社員に比べると大きく見劣りするというのが現実です。

社会保険も福利厚生に含まれますが、アルバイトでは加入できなものが多いです。

正社員であれば、さらに以下のような福利厚生が用意されていることが多いです。

  • 健康診断を無料で受けられる
  • 通勤費を支払ってもらえる
  • 住宅手当がもらえる
  • 様々な保養施設が利用できる
  • 社員旅行費の一部が支払ってもらえる

しかし、アルバイトの人には、これらの一部が利用できればよいほうで、全く利用できない場合も多いです。

同じ社員でありながら、正社員とアルバイトでは福利厚生の面でも大きな違いがあります。

まとめ

フリーターのメリット、デメリットを知らないと何となくフリーターを続けてしまうことがあります。

こういったメリットやデメリットがあることを知った上で、フリーターを続けるのか、あるいは、正社員になるのか、判断するようにしたいです。

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※ランキング調査期間:2022年1月31日~2023年1月31日

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