ハンバーガーメニューの画像

※本記事は一部プロモーションを含みます

30代フリーターからはじめる正社員就職方法

最終更新日: 2023年4月17日

30代フリーターからはじめる正社員就職方法のアイキャッチ画像

30代でフリーターをしている人が、正社員を目指して就職活動をする際には、

  • 「30代フリーターでも正社員になれるだろうか?」
  • 「30代フリーターからよい企業に内定がもらえるだろうか?」
  • 「フリーターと正社員には、どのような違いがあるのだろうか?」

というような疑問や不安を持つ人が多いです。

そこで、ここでは、「30代フリーターと30代正社員の差」や「30代フリーターから正社員になる方法」を解説していくので参考にしてください。

1.30代フリーターと30代正社員の差

30代フリーターと30代正社員の差のアイキャッチ画像

30代フリーターと30代の正社員では、働く上で、

  • 「年収」
  • 「昇給」
  • 「社会保険」
  • 「社会的信用」

に大きな差があります。

これ以降では、この4つの差について詳しく解説します。

1-1.年収の差

年収の差のアイキャッチ画像

30代フリーターと30代正社員では、年収に大きな差があります。

厚生労働省が発表している「賃金構造基本統計調査」を参考に、30代フリーターと30代正社員の年収差を見ていきましょう。

平成29年度の平均年収は、

<30代正社員>

  • 30~34歳 473万円
  • 35~39歳 522万円

<30代フリーター>

  • 月給12万円の場合、年収144万円
  • 月給15万円の場合、年収180万円
  • 月給18万円の場合、年収216万円

フリーターは時給・勤務時間・勤務日数で月給が変わりますが、正社員はフリーターに比べるとおよそ2~3倍の年収をもらっています。

フリーターと正社員の年収の差は30代以降も広がり生涯賃金まで考えると1億円以上の差が出る場合もあります。

1-2.昇給の差

昇給の差のアイキャッチ画像

フリーターをしていると、30代でも昇給が難しく、時給が上がったとしても、数十円増えればよいほうです。

しかし、30代の正社員は、毎年特定の月に昇給のための人事評価が行われて、昇給される場合の昇給金額は30代フリーターに比べてかなり高額です。

昇給金額は企業によって違いますが、正社員の昇給率を2%前後にしている企業が多いです。

仮に昇給率が2%で、月給30万円もらっている労働者が毎年昇給すれば、

  • 1年で月給が6,000円アップ
  • 5年で月給が30,000円以上アップ

という昇給金額になります。

また、30代正社員には、月給以外にボーナスがつき、ボーナスも月給の昇給に応じて増えるので、フリーターとの年収の差はさらに広がります。

30代フリーターが昇給を目指して働いても、30代正社員の昇給金額に追いつくのは難しいです。

1-3.社会保険の差

社会保険の差のアイキャッチ画像

フリーターをしている人は、社会保険として「国民健康保険」と「国民年金」に加入している人が多いです。

一方、正社員の社会保険は、「会社の加入している健康保険」と「厚生年金」です。

フリーターと正社員の社会保険では、保険料の金額や支払い方などに違いがあります。

どのような違いがあるのか見ていきましょう。

健康保険

<会社の加入している健康保険>

  • 保険料は会社と従業員で折半して(半分ずつ)支払う
  • 扶養家族(配偶者や子供)が多くても保険料は一人分だけ

<国民健康保険>

  • 保険料は全額自己負担
  • 扶養家族(配偶者や子供)が多いとそれだけ保険料が増える

年金

<厚生年金>

  • 保険料は会社と従業員で折半して(半分ずつ)支払う
  • 扶養されている配偶者は国民年金に保険料なしで加入できる

<国民年金>

  • 保険料は全額自己負担
  • 扶養されている配偶者分も保険料の支払いが必要

その他にも、正社員の健康保険には、国民健康保険にはない、出産手当金など充実した保障制度があります。

また、厚生年金は、所得によりますが、老後に受け取れる年金受給額が国民年金の2倍近くになったり、遺族年金や障害年金などの特典があります。

社会保険でも、フリーターと正社員では大きな差があります。

社会保険については、以下の記事でも詳しく解説しているので、チェックしてみてください。

フリーターの国民年金と正社員の厚生年金の違いフリーターの国民年金と正社員の厚生年金の違い

1-4.社会的信用の差

社会的信用の差のアイキャッチ画像

30代になると結婚する人が多く、その際にローンを組んで住宅や車の購入を考える人も出てきます。

しかし、フリーターは、安定した収入がないため、社会的信用が得られずローンを組むのが難しいです

また、フリーターに対して世間の目が厳しくなることも多く、30代でフリーターを続けているだけで、肩身の狭い思いをする場合があります。

企業の採用選考では、フリーター歴が長いと、採用担当者から正社員としてしっかり働けるのか疑問に思われ、不利になることもあります。

このように、フリーターの社会的信用は正社員に比べるとかなり低いです。

2.30代フリーターの割合

30代フリーターの割合のアイキャッチ画像

フリーターの中でも、30代のフリーターは、どのくらいの割合でいるのでしょうか。

内閣府が、フリーターの人口を調査した結果があるのでみていきましょう。

年齢別フリーター人口。25~34歳。2002年91万人。2003年98万人。2004年99万人。2005年97万人。2006年92万人。2007年92万人。2008年88万人。2009年92万人。2010年98万人。2011年98万人。2012年103万人。2013年102万人。2014年106万人。15~24歳。2002年117万人。2003年119万人。2004年115万人。2005年104万人。2006年95万人。2007年89万人。2008年83万人。2009年85万人。2010年84万人。2011年86万人。2012年77万人。2013年80万人。2014年73万人。出典:内閣府「フリーターの(パート・アルバイトとその希望者)数」平成27年

2014年では、25~34歳のフリーター人口は106万人で、15~24歳のフリーター人口は73万人です。

15~24歳の若年フリーター人口は、減少傾向にあるものの、25~34歳のフリーター人口は、ここ数年増え続けフリーターの高齢化が進んでいます

若者が減っていることや、ここ最近の就職活動環境の好転で、若者のフリーターは減っています。

一方で、就職氷河期に就職活動を行い正社員になれなかった人たちは、そのままフリーターを続けていることが多いです。

しかし、年齢が高くなってもフリータを続けている人には、将来に不安を感じる人も多いです。

それでは、このままフリーターを続けていると、どのような末路が待っているのか見ていきましょう。

3.30代フリーターの末路

30代フリーターの末路のアイキャッチ画像

フリーターをしていると、以下のようなメリットがあります。

都合の良い時間に働ける

長期休暇を取得できる

嫌な職場であればすぐに辞められる

時間に縛られない

掛け持ちでアルバイトができる

しかし、このようなフリーターの働き方を続けていると、次のような将来が待っている可能性があります。

収入が増えず生活が苦しくなる

将来もらえる年金が少なくなる

正社員になるのが難しくなる

親に心配される

結婚ができなくなる

30代でもフリーターをなんとなく続けていると、気づい時には、40代50代に入っている可能性があります。

しかし、40代50代になると体力が落ちて、効率よく働くのが困難になるので、アルバイトでは最低限の生活費しか稼げなくなる人が多いです

そうなる前に、正社員として就職することが大事です。

4.30代フリーターから正社員になる方法

30代フリーターから正社員になる方法のアイキャッチ画像

「30代」「職歴なし」「フリーター」というだけで、正社員就職をあきらめる人もいます。

しかし、30代フリーターからでも正社員に就職できる方法はたくさんあり、そのような方法を使って、30代フリーターから正社員になった人もたくさんいます

そこで、ここからは、30代フリーターから正社員になる方法を紹介します。

4-1. 求人サイトの「未経験者歓迎」の求人を利用する

求人サイトの「未経験者歓迎」の求人を利用するのアイキャッチ画像

求人サイトに掲載されている求人の中には、募集要項に「未経験者歓迎」と記載されているものがありますが、このような求人であれば、30代フリーターも応募でき、正社員になれる可能性があります。

求人情報サイトの中では、「リクナビNEXT」で、30代フリーターの応募できる求人がたくさん掲載されているので、利用するとよいでしょう。

ここ数年は、企業の人材不足が深刻なので、「未経験者歓迎」や「フリーター歓迎」の求人数は急増しているので、30代フリーターの人が正社員になれるチャンスも増えています。

しかし、人材不足の業種でも正社員経験のある人が優先的に採用される場合があるので、30代フリーターから正社員を目指す場合は、以下のような努力をしておくと採用される可能性を高められます。

  • 基本的なビジネスマナーを身につける
  • 仕事で必要な資格の勉強・取得をする
  • 業種や職種、企業の研究を行い、仕事に関する基礎的な知識をつけておく

30代フリーターで正社員を目指す場合は、30代正社員が身に付けていることで、自分にないものを補うことが大事です。

4-2. ハローワークを利用する

30代フリーターのハローワーク活用法のアイキャッチ画像

30代フリーター向けの正社員求人は、ハローワークでも取り扱っています。

しかし、30代フリーターで正社員の職歴がない場合は、ハローワークで自分に合った求人を探すことが難しい場合があります。

スムーズに求人を探すには、

  • 自分は、どのような仕事に適性があるのか
  • 自分の就きたい仕事の求人はあるか

などを、ハローワークの相談員に相談して、求人を紹介してもらうとよいでしょう

相談をすると、勤務場所や勤務時間、給与や休日など、さまざまな点で、求職者の希望にそった求人を紹介してくれます。

求人紹介以外にも、職業訓練の手続き方法や、希望職種に必要な資格の取得方法などについても説明してくれるので、興味があれば聞いてみるとよいでしょう。

4-3. フリーター向け就職支援サービスを利用する

30代フリーターは就職支援サービスを利用しようのアイキャッチ画像

30代フリーターで正社員の職歴がない人は、ハローワークよりもフリーター向けの就職支援サービスを利用したほうよいかもしれません。

フリーター向けの就職支援サービスを利用すると、以下のようなメリットがあるからです。

  • 30代フリーターの人に合った求人を紹介してくれる
  • フリーター向けの履歴書の添削や面接指導のサービスを提供している
  • ハローワークにはない優良企業の求人が見つかる可能性が高い

フリーター向けの就職支援サービスでは、フリーター専門のアドバイザーが対応してくれるので、ハローワークよりも適切なアドバイスや求人紹介をしてもらえます

また、ハローワークには、無料で求人を掲載できることからあまり評判のよくない企業が求人を出していることがありますが、民間の就職支援サービスであれば、求人の掲載は有料ですので資本力のある優良企業の求人が集まっています

30代フリーターが利用できる、フリーター向けの就職支援サービスでは、リクルートが運営する「就職Shop」がおすすめです。

フリーター向けの求人が8,555社あり、30代のフリーターが応募できる求人もたくさん紹介してもらえます。

また、30代フリーターの就職に役立つ、履歴書の書き方や面接対策も実施してくれるので、ぜひ有効活用してみてください。

4-4. 正社員登用ありの求人を利用する

正社員登用ありの求人を利用するのアイキャッチ画像

正社員登用とは、アルバイトや契約社員などの非正規社員から、正社員に登用することです。

正社員登用がある求人に応募すれば、はじめは非正規社員で入社しても、その後に、企業が設定している基準や条件を満たせば、正社員に登用される可能性があります。

ただし、正社員登用の基準や条件は、企業によって内容が異なるので注意が必要です。

「正社員になろうと思って入社したのに、何年働いても正社員登用されない」というように、入社してから後悔しないためにも、以下の点を面接の際に確認しておきましょう。

  • 正社員登用の実績
  • 正社員登用されるために必要な基準・条件

厚生労働省の「正社員登用制度の導入状況」によると、正社員以外の雇用形態で働く人がいる事業所のうち46.5%が正社員登用制度を導入していて、正社員への転換実績は以下のようになっています。

正社員の転換実績。ある程度ある52.2%。少ない31.2%。ない15.9%。不明0.6%。

出典:厚生労働省 「正社員登用制度の導入状況」平成21年

正社員登用制度を導入している企業の半数以上が、正社員へ転換の実績があると回答しているので、利用する価値はあるといえるでしょう。

4-5. 紹介予定派遣を利用する

紹介予定派遣を利用するのアイキャッチ画像

紹介予定派遣とは、将来、正社員として直接雇用されることを見越して、派遣社員として働く仕組みです。

数ヶ月から半年間ほど派遣社員として勤務し、契約満了後、派遣先企業と派遣社員の合意が得られれば正社員になれるという求人です。

紹介予定派遣は、最長でも6ヵ月の派遣期間があり、派遣先の企業に人柄や仕事ぶりを直接見てもらえるため、通常の正社員応募よりもフリーターの人が採用されやすいです。

紹介予定派遣については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

フリーターからの就職活動には紹介予定派遣も活用してみようのアイキャッチ画像フリーターからの就職活動には紹介予定派遣も活用してみよう

5.30代フリーターが持っていると就職で有利になる資格

30代フリーターが持っていると就職で有利になる資格のアイキャッチ画像

30代フリーターは、履歴書の職歴欄が「職歴なし」になる人もいますが、資格があれば評価を上げられる可能性があります。

必ず取得しなければならないわけではないですが、30代フリーターが取得していると就職活動で有利になる資格を紹介しますので、チェックしてみてください。

簿記検定
事務職や経理、財務で活用できる資格です。

ビジネス上でのお金の流れを知ることができる資格ですので、職種に関わらず評価する企業が多いです。

特に、2級や1級を保持していると採用に有利になり、入社後のキャリアアップにも役立ちます。
MOS
MOSとは、マイクロソフトオフィススペシャリストの略称で、ワードやエクセルなどの資格です。

事務の仕事はもちろんですが、他の職種でも仕事でパソコンを使うことが増えているので、この資格があると採用に有利になることが多いです。
TOEIC
TOEICは英語の能力を示すための資格です。

企業に行ったアンケートでは、半数の企業が持っていると採用で有利になると答えています。

大手では入社必須資格としている企業もあります。

グローバル化が進んでいるので、ビジネス英会話ができると採用に有利です。
普通自動車免許
外回りがメインの営業職で有利な資格です。

その他の職種でも、車を使う職種であれば、採用選考で有利になります。
秘書検定
主に役員の秘書をするのに必要な資格です。

事務系職種全般でも、この資格があれば有利になります。

受付の仕事を希望する場合にも、評価される場合があります。

手当たり次第に資格を取得するのではなく、目指す業種や職種にどのような資格が必要なのか、応募企業の募集要項などで確認してから、取得することをおすすめします。

フリータから就職活動をする際に役立つ資格については、以下の記事でより詳しく解説しているので、こちらも参考にしてみてください。

フリーターからの就職活動で有利な資格はある?フリーターからの就職活動で有利な資格はある?

6.30代フリーターの就職活動方法

30代フリーターの就職活動方法のアイキャッチ画像

30代フリーターの人には、正社員を目指した就職活動の方法がわからないという人が多いです。

このような状態では、自信を持って就職活動を行うことができないので、正社員に採用されることは難しいでしょう。

そこで、ここでは、30代フリーターの人が正社員に採用されやすくなる、「履歴書の書き方」や「面接対策」などの就職活動方法を紹介します。

ポイントを抑えた就職活動方法を知ることで、自信を持って就職活動を行え、正社員の内定を得ることができるはずです。

6-1.30代フリーターの履歴書の書き方

30代フリーターの履歴書の書き方のアイキャッチ画像

フリーターの人の履歴書の書き方については、以下の記事で、実際の履歴書の記入例を示しながら解説しているので、こちらを参考にしてみてください。

フリーターの履歴書の書き方のアイキャッチ画像フリーターの履歴書の書き方

ここでは、30代フリーターの方に限定した履歴書の書き方で、注意しなければならないポイントを紹介します。

職歴

アルバイトの職歴は履歴書に、記載しても、しなくてもよいです。

しかし、30代までフリーターをしていた場合、学校を卒業してからの年数が長いので、アルバイト経験であっても記載しておいたほうがよいです。

アルバイトの職歴を記載する場合、30代フリーターの人には、

  • いくつもの職場で働いた経験がある
  • 何もしていない空白期間がある
  • 短期間のアルバイト経験がたくさんある

っというようなことから、記入の仕方が分からない人もいるので、以下を参考にしてみてください。

職歴が多い場合
就業期間、雇用形態、仕事内容を、わかりやすく簡潔に記入します。

応募企業にあまり関係のない仕事内容の職歴は省略しても問題ありません。

職歴欄に書ききれない場合は、職務経歴書として別紙に記載するのもよいです。
何もしていない空白期間がある場合
アルバイトの職歴は記載してもしなくてもよいので、多少の空白期間であれば「アルバイトの職歴を記載していないだけ」と判断されます。

しかし、空白期間があまりに長いと、採用者から「この期間は、何もしていなかったのか?」っと、疑問を持たれます。

働いていない期間に、資格を取得するための勉強をしたり、ボランティアなどをしていた場合は、資格欄や自己PR欄などにその旨を記載しておくとよいでしょう。

空白期間に何もしておらず、面接で確認された場合は、正直に伝えてもそれほど大きな減点にならない可能性もありますが、ダラダラとした生活を送っていたと思われる可能性があります。

そのようなマイナス印象を消すためには、これからの仕事への意欲を同時に伝えるとよいでしょう。
短期間の職歴が多い場合
短期間のアルバイト経験がたくさんあると、採用側から「一つの仕事を長く続けるための継続力がないのでは」と思われる場合があります。

短期間のアルバイト経験がたくさんある場合は、その中から応募企業で活かせるアルバイトだけを抜粋して記入しておくとよいでしょう。

志望動機

志望動機を記載する際には、長年アルバイトとして働いてきた30代フリーターだからこその、「正社員として働きたい」という仕事に対する熱い気持ちを込めるとよいでしょう。

正社員の経験が30代までなかったとしても、「これから正社員として真剣に仕事に取り組み、長く勤務し成長していきたい」という思いを伝えられれば評価されます。

志望動機が思いつかない場合は、応募先企業の企業研究をきちんとして、得られた情報の中から志望動機を考えるとよいです

面接で志望動機を聞かれた場合に返答する際は、履歴書に書いた志望動機の内容と相違がないように注意してください。

志望動機の例文1

雑貨店で販売、接客として4年間勤務し、現在は店長とともに売り上げ管理やイベント計画などに携わっています。

そのような経験から、利益や資産などについても詳しく学びたいと思い、簿記検定3級を取得し、現在2級の資格取得を目指して勉強をしています。

このアルバイトで経験したことを、貴社で役立てられると考え志望しました。

経理としての実務経験はありませんが、貴社の業務に貢献したいと考えています。

志望動機の例文2

私は、居酒屋のホールスタッフとして5年間アルバイトをしていたので、コミュニケーション能力には自信があります。

企業研究をしていた際、貴社でコミュニケーション能力が高い人材を求めていることを知り、私にしかできない仕事だと感じました。

このコミュニケーション能力を活かして、営業の仕事で活躍したいと考えています。

志望動機の例文3

私は、物作りがしたいと思い、IT業界のエンジニアを志望しています。

そのため、貴社の「自分のアイデアを活かして、企画立案できる」という点に惹かれました。

今までにエンジニアの経験がないので、基本情報技術者試験の勉強をしながら、一日でも早く戦力になれるよう努めます。

自己PR

30代フリーターにも、アピールできることはたくさんあります。

  • アルバイトで売上に貢献した
  • 任された仕事について上司から評価された
  • 接客マナーが身についた
  • さまざまな仕事を経験して、幅広い知識が身についた

といったことを、自己アピールとして利用できるので記入しておくとよいです。

何もアピールすることが浮かばない場合は、下記のような仕事への「やる気、姿勢」を自己PRすることができます。

  • 「毎月、目標を立てて売上達成を目指していきたい」
  • 「貴社の仕事に関連する書籍を読んで勉強しています」
  • 「はじめての仕事だからこそ気づく改善点を、提案していきたい」

自己PRの例文1

現在は、駅の売店でアルバイトをしています。

正社員未経験ですが、アルバイトでも正社員と同じように、お客様の要望に応えられる対応と接客を心掛けてきました。

その成果として、常連のお客様に顔を覚えて頂くなど、仕事を通じてお客様から必要とされ、やりがいを感じるようになりました。

このような経験を活かし、貴社で正社員として活躍したいと思っています。

自己PRの例文2

引っ越しのアルバイトでは、アルバイトリーダーを任されていました。

人員の配置を考えながら時間配分などを考え、一日のスケジュールを組むことで、作業を効率よく進められるようになりました。

また、引っ越しが完了する頃には、スタッフが疲れてくるので、声を掛け合ってチームワークを高めることで、作業を時間内に終えられるようにしていました。

このようなことを、常に心がけながら作業を行っていたので、お客様に満足して頂けていました。

引っ越しの度に、計画的かつ効率的に作業を進めていたことが認められ、社内では表彰もされました。

アルバイトでのこのような経験を活かし、貴社に貢献したいと考えております。

自己PRの例文3

私の強みは「継続力」です。

大学を卒業した年から、福島の復興ボランティアに取り組んできました。

親戚が福島に住んでいたことがきっかけでしたが、被災地に出向いてみると、事の重大さに気づき、継続してボランティア活動をする必要性を感じました。

それから定期的にボランティア活動をすることで、被災地が復興することに少ないながら貢献できたように思います。

この「継続力」を活かし、貴社で売上を上げることで貢献していきたいと考えています。

6-2.30代フリーターが面接でアピールすべきこと

30代フリーターが面接でアピールすべきことのアイキャッチ画像

フリーターの人がよく聞かれる質問と答え方については、以下の記事で解説しているので、こちらも参考にしてください。

フリーターが面接で必ず聞かれる4つの質問と答え方のアイキャッチ画像フリーターが面接で必ず聞かれる4つの質問と回答例

ここでは、30代フリーターの人に限定した、面接で必ず聞かれる質問を紹介します。

質問への回答例やプラスイメージになる返答内容についても解説しているので、参考にしてください。

なぜ今までフリーターをしていたのですか?

30代フリーターには、とても答えにくい質問です。

しかし、この質問を通して、

  • 長年フリーターだったので、入社してもすぐに辞めないだろうか
  • 本当に正社員として働きたいのだろうか
  • 職場の人たちとなじんでくれるだろうか
  • 入社して活かせる経験やスキルを持っているだろうか

など、面接官が採用するのに不安に思っていることを確認しています。

面接官の不安を取り除けるように、プラスイメージを与える返答内容を考えておきましょう。

<夢を追いかけていた人の回答例>

高校卒業後、就職せずに、フリーターを続けながら俳優養成所に通っていました。

何度も映画のオーディションを受けたり、舞台のキャストにも応募しましたが、全て落選しました。

10年以上この生活を続けてきましたが、周りに結婚する人が増え、このまま夢を優先して生活するのは厳しいと感じ、正社員を目指して就職活動を始めました。

<国家公務員を目指していた人の回答例>

国家公務員の資格を取得するために、フリーターをしながら受験していましたが、合格できませんでした。

予備校には通わず、1日10時間近く勉強していたため、アルバイトをする時間がほとんどなく、毎月お金に余裕がない生活を送っていました。

このままでは、貯金がなくなり就職活動すらできなくなると考え、民間企業の正社員を目指して就職活動をすることにしました。

<体調を崩しがちだった人の回答例>

夜遅くまでアルバイトをしながら就職活動を行っていたのですが、過労で体調を崩してしまい、なかなか企業に応募することができませんでした。

このままではいけないと思い、アルバイトを辞め、医師の指導のもと自宅療養をしながら、体調改善に専念していました。

医師から正社員でも問題なく働けると了承が出たので、貴社に応募させていただきました。

フリーターを続けていた理由はそれぞれ違いますが、自分をよく見せようとウソをついたり、話を誇張するのはやめましょう

本音を話し、積極的に就職活動に取り組んでいることを伝えれば、面接官の不安も取り除かれ、フリーターから正社員に採用される可能性を高めることができるはずです。

今までのアルバイト経験で、習得したスキルはありますか?

接客業や販売業のアルバイトをしていた場合、アルバイトで習得したコミュニケーション能力やマナーをアピールできます。

来客時の対応や電話応対の経験は、営業や接客業で活かすことができ、子供が好きな方であれば、子供が職場によく訪れる仕事などで評価されます。

同じアルバイトを長く続けていた場合で、バイトリーダーや清算業務の経験があれば、評価ポイントがさらに高くなります。

<百貨店で接客のアルバイトをしていた人の回答例>

百貨店でのアルバイトでは、お客様との話し方や接客マナーを研修で学び、他の接客業よりも高いレベルの礼儀や作法を求められる中で仕事をしてきました。

毎朝行われる笑顔のトレーニングで、自然に笑顔が出せるようになり、お客様と積極的に話せるようになりました。

その成果もあり、コミュニケーション能力が身についたので、この仕事に活かせると思い応募しました。

また、日々の売上・客数・客単価をパソコンで入力していたため、パソコンの入力作業も得意としています。

<コンビニでアルバイトをしていた人の回答例>

私は、コンビニのアルバイトを、掛け持ちで3年間勤務していました。

コンビニでは、発注や品出し、レジでの配送業務など、細々した業務が多く、思っていた以上に大変で、覚えるまでにとても苦労しました。

初めは笑顔も少なく、焦るばかりでしたが、慣れてきた頃には、お客様に笑顔で対応できるようになり、マニュアルにない声かけやサービスをすることで、お客様に大変喜んで頂きました。

お客様の中には、女性のお客様も多く、女性が好むようなデザートや低カロリー商品などの商品の割合を増やしてもらったところ、売上がアップするようになりました。

お客様のニーズに応えることができ、さらに売上につながる喜びを感じることができました。

このような提案力を活かせる仕事に就きたいと考え、御社に応募しました。

<塾講師のアルバイトをしていた人の回答例>

私は、大学卒業後から個人指導の塾講師のアルバイトをしていました。

塾講師のアルバイトでは、生徒の成績を伸ばすための分析力や提案力、プレゼン力が身につきました。

私の担当は、国語の成績が悪い、中学3年の生徒でした。

この生徒は、テストで30点以上を取ったことがなかったのですが、高校入試までの半年間で成績をあげなくてはならない課題がありました。

まず、生徒と個人面談をして、苦手箇所を細かく聞き出しました。

その生徒は、国語が苦手なうえ、授業のスピードについていけないことから、さらに苦手意識を持っていました。

そこで、生徒に合った勉強スタイルや時間配分を考え提案したところ、生徒も勉強のコツがつかめて、年末には60点以上の成績になり高校入試も志望校に合格できました。

塾講師の仕事では、授業の時間内で生徒の質問に対してすぐに答えられるかや、時間内にまとめられるかというプレゼンテーション能力も常に必要とされていました。

このような分析力や提案力、プレゼン力は、営業職でも活かすことができると思い、応募させていただきました。

フリーターは、社会経験がないとみなされることが多いので、会社に正社員として就職した際に、自分ができる仕事内容を面接で話せるように準備しておきましょう。

なぜ正社員になろうと思ったのですか?

30代フリーターが正社員になりたい理由に「安定している」「収入がよい」などがあります。

しかし、面接官の前でその言葉をはっきり言うのはマイナスイメージです。

本音を伝えるのであっても、プラスイメージになる言い回しで、自分の言葉を使って話せるように準備しておきましょう。

<周囲の30代とのギャップに気付いた人の回答例>

今まで、いろいろなアルバイトを経験し、自分にあった仕事がないか探しながら生活をしてきました。

そんな頃、30歳記念の同窓会で同級生に会い、正社員で働き昇格した話や、賞与で海外旅行に行った話を聞きました。

自分とは住む世界が違うという焦りより、正直恥ずかしい気持ちでいっぱいでした。

この気持ちを前向きにとらえて、自分が今までしてきたアルバイトの中で一番やりがいを感じた介護の仕事に就きたいと思い、御社に応募しました。

<アルバイト経験を活かして正社員を目指す人の回答例>

ファミリーレストランのアルバイトで、調理補助や接客業務に携わり、5年間勤務していました。

アルバイトリーダーになり、新人アルバイトの教育やシフト管理を任されるようになり、責任感のある仕事をさせてもらえたことで、自分にも自信がつきました。

そのような業務を行う中で、アルバイト以上に積極的に仕事をさせてもらえる、正社員として働きたいと思うようになりました。

それがきっかけで、現在はITパスポート資格の勉強中で、取得して御社に貢献したいと考えています。

<資格取得を諦めて次の道へ進んだ人の回答例>

大学卒業後、5年以内の取得を目指し、税理士資格を勉強していました。

ですが、今回も合格できず残念な結果となってしまったのですが、期限の5年を迎え、年齢も30歳に近づいたので、新しい道へチャレンジしようと決意し、就職活動を始めました。

その時、御社の募集を拝見し、勉強した内容を活かせると思い志望しました。

30代フリーターを採用しようとしている企業が求めるものは、スキルや知識ではなく、人柄や柔軟性、将来性などです。

そういったものが伝わるように回答内容を事前に準備して、自信を持って面接にのぞみましょう。

フリーターに人気の就職サイトランキング

フリーターが利用している人気の就職サイトを、ランキングにして紹介しています。
※ランキング調査期間:2022年1月31日~2023年1月31日

フリーターに人気の就職サイトランキング

第1位
就職カレッジ
就職カレッジは、フリーターを専門として就職活動のサポートをしてくれる人気の就職エージェントです。

求人紹介だけでなく、「履歴書の書き方」や「面接対策」についても詳しく教えてくれます。
第2位
リクナビNEXT
リクナビNEXTは、フリーターから就職活動を行う際に、ほとんどの方が利用している人気求人サイトです。

扱っている「求人数」「職種の種類」共に充実しています。
第3位
はたらいく
はたらいくは、地方の求人に強い求人サイトです。

ここでしか見れない求人が非常に多くそろっています。

フリーターにおすすめの求人サイトや就職支援サイトを全て見たい方は、以下からチェックしてみてください。

フリーターにおすすめの求人サイト6選フリーターにおすすめの就職サイト7選

同一カテゴリーのページ

上に戻る

フリーターから就職ガイドトップページへ戻る

上へ
戻る