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契約社員のお仕事徹底解説
契約社員の仕組みについてよく分からないという人が多いので、ここで説明させて頂きます。
契約社員とは
契約社員とは、明確な定義がないものの、一般的には有期契約労働者のことを指す場合が多く、1年以内の労働契約を結んだ人のことを指します。
1年以内という期限が労働基準法で定められているため、それ以上契約社員として働き続けたいのであれば、契約更新をしていく必要があります。
期限が定められているのは、雇用側が不当に長く拘束する事を防ぐためです。
契約上、契約期間は、雇用側、労働者側双方とも、特別な理由がない限り、契約を解除できないのです。
つまり、契約期間が10年など長期になっていたりすると、10年以内に労働者が辞職したいと申し出た場合、契約違反で賠償金が請求されたりすることもあるので、1年以内という短期の期限が設けられているのです。
ただし、契約社員としての「契約更新」をくり返すのには、回数や年数の制限はありません。
よく派遣社員が3年以内という期限があるのを勘違いして、契約社員にも適用されると思っている人がいるのですが、契約更新をしていれば、何年でも契約社員として働くことができます。
契約社員のメリット
契約社員には正社員やアルバイトにはないメリットがあります。
まず、契約社員になると、給料がアルバイトに比べ良くなることがあげられるでしょう。
期限付きとは言え、社員になることにより責任が重い仕事が任せられることになりますが、年俸制や月給制などで給料がアルバイトに比べかなり多くなるケースが多いです。
契約によっては正社員よりも給与が多くなることも多々あります。
また、正社員に比べ、拘束されることが少ないので、比較的自由に働くことができます。
契約社員としての契約段階で、働く日数や時間を決めることができますので、仕事を幾つか兼用して働いたり、副業をしたりするのも可能なケースが多いです。
契約社員のデメリット
契約社員のデメリットとしてよくあげられるのが、期限があるということです。
もし、更新の際に雇用側が更新しないと決めれば、それでその会社との契約は終わり仕事ができなくなります。
また、契約段階で決定した給与と賞与は支払われるのですが、契約が満了した後には退職金も出ないのが普通ですので、これもデメリットと言えるかもしれません。
しかし、契約社員という名前からも分かるように、契約した期間を契約した給与で働くというのが契約社員の労働スタイルです。
知らなかったと後になってから不満に思うのは、契約社員という働きかたについて勉強不足とも言えると思います。
契約社員としてどのような人が働いているか?
契約社員をやっている人を、正社員になれなかったので仕方なしに契約社員をやっている、と考えている人が多いですが、その様な人だけでは決してありません。
上記に一部紹介したように、契約社員にも様々なメリットがありますので、それらのメリットを活かしたいという人が契約社員を利用しています。
特に技術職のエキスパートのような人は自由に働くことができ、給与も高い契約社員制度を利用し、様々な企業で働いている人もたくさんいます。
この様なエキスパートなど高度な技術者が長く契約社員として働けるように、一部法改正がなされ、最長3年まで労働契約が結べるようにもなってきました。
また、新卒から入社する人でも、定年まで働くという人は正社員を目指しますが、女性の方の場合で結婚するまで働くという人の場合、契約社員のほうがメリットも多い場合があり利用している人がたくさんいます。
既卒、フリーターの契約社員制度利用方法
既卒やフリーターの人にとって契約社員の利用方法を考えると、契約社員としてまず働いて、経験を積むという働き方が思いつきます。
実際この様な働き方をした後に正社員への転職活動をしたり、契約更新の際に正社員に変更している人がたくさんいます。
企業側も期限付きの社員のほうが雇うリスクが低くなるので、未経験者など条件が悪い人でも雇ってみようとなるケースが多いからです。
まず、正社員としての就職活動に挑戦してみて、中々採用されないようであれば、契約社員としての仕事も考えてみると良いでしょう。
私の知っている範囲では、未経験で事務職を希望している人にこの様な働き方をされている方が多いように思います。
事務職の求人には、経験者を求める求人が多く、また人気職種で求人倍率も高いので中々未経験者が正社員として入社できないという現状があります。
しかし、契約社員まで対象範囲を広げると、意外と多くの未経験で事務職を募集している求人が見つかるのです。
まとめ
正社員へのステップアップに利用したり、技術が身についてから自由な働き方を希望して利用したりと、契約社員制度も手段として利用できれば結構良い働き方だと思います。
契約社員制度も選択肢の一つとして利用してみてはいかがでしょうか。
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