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ニートとは?
ニートという言葉をインターネット上でも見かけるのですが、ニートとはいったい誰のことを指すのでしょうか?
実は、多くの人がニートという言葉の本当の意味を知らずに、なんとなく「働く気が無い人」というニュアンスでこの言葉を利用しています。
そして、この意味ではあまり良い印象が無いことから、誹謗中傷の類としてもよく利用されてきました。
実際のニート(NEET)は、イギリスで生まれた言葉で「not in education, employment or training」という言葉の略称で、教育、雇用、職業訓練をしていない16歳から18歳までの人という意味です。
しかし、日本では、就職、就職活動、学業、パート、アルバイトの全てをしていない人という部分は大体同じなのですが、対象年齢が一気に15歳から35歳まで拡大されました。
その中には、家事手伝いから病気の療養中の人、資格取得や留学の準備をしている人など様々な人が含まれていました。
そして、これらの人がどれ位の人数いるのかの集計が行われ、内閣府の発表により85万人という非常に多い人数が発表されました。
先ほども書いたように、一般的にニートという言葉は「働く気が無い人」という悪いイメージで定着していたため、85万人の働く気が無い人や働けない人という事になってしまい、メディアには取り上げられやすい対象として連日のようにニートという言葉が取り上げられました。
そして、インターネットの自由空間でもニートという言葉を利用する人が増えていったのです。
ニートからは簡単に脱出できる
ここまでニートという言葉がたどってきた変遷を見てきたのですが、非常にあいまいな言葉として利用され、対象者も広範囲に渡っていたことから、自分のことをニートだと思い、マイナス思考に陥っていってしまう若者が増えてしまいました。
しかし、ニートという言葉の範疇を脱出するのは意外と簡単で、働く姿勢を示せばすでに脱出しているということになります。
つまり、当サイトを訪れた人は就職活動に取り組み始めたことになるので、既にニートの定義にはあてはまらなくなっています。
では、何なのかということなのですが、「無職」あるいは「失業者」です。
今日からは、ニートではなく、無職者あるいは失業者として就職活動に前向きにのぞんでもらえればと思います。
ニートと思っていた人は、就職活動をはじめる前にしておいた方がよいことや、注意すべきことがあるので、「ニートから就職活動をはじめる前に行うべき事とは?」もチェックしてみてください。
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