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英検準1級資格取得体験談
TMさんの英検準1級資格取得体験談
私が取得した資格のことについて語りたいと思います。
私が取得したのは英検準1級です。大学で鍛えた英語力をどうしても試したくてこの試験を受けたわけなのですが、本当に厳しい試験でした。
合格率13%程度の試験でしたので一発合格というわけにはいきませんでした。
公式発表では短大卒レベルということになっていますが、大学の共通の授業を4年間受けていても合格はまず無理です。
合格のためには高度な英単語力、リスニング力、スピーキング能力、英作文能力が求められます。
付け焼刃の英語力では太刀打ちできません。受験される方はそのことを肝に銘じておいてください。
英検準一級(一次試験)は
- 英単語・熟語の選択問題
- 長文の穴埋め問題
- 長文 読解問題
- 英作文問題
- リスニング(ナレーション、アナウンス、ショートカンバセーション等)
で構成されています。
正直に申し上げますと、英作文問題が一番稼ぎやすいです。
なぜなら、大学受験レベルと大して変わらないからです。外国人からのメールや手紙による質問に英語で答える形となるのですが、質問の内容はさほど難しくないです。
私の知る限り、大体以下の通りです。
- 日本では学校は4月に始まるそうだが本当なのか
- 日本では多くの子供が塾に行くそうだが、あなたは 塾についてどう思うか
- 日本ではどんな番組が人気なのか
- 子供が夜中にテレビを見るのを親は許すべきか禁止すべきか
- サプリメントについてどう思うか
といったものです。
中学英語でも構わないのでとにかく自分の思うことを確実に書きましょう。知らない単語の理解や使用を強要されることはありません。自分の知っている単語を総動員して意見を書いてください。よほどひどいことを書かない限りは大して減点はされません。
それから「Dear~」で始め、「Sincerely、名前」とか「Yours 、名前」で終えることを忘れずに。
英単語問題は旺文社のPASS単語集がお勧めです。全ての単語に例文があるため 、どのような使われ方をしているのかがわかって覚えやすいです。
あと熟語は捨 ててください。4点分しか出ません。熟語よりも単語を覚えてくださいね。
長文、リスニングはこれといった近道がないので過去問で慣れろとしかいえませんが、強いてアドバイスするなら質問と答えを先に読んで内容を予想してください。大分手助けになるはずです。
一次試験は以下の手順で解くことをお勧めします。
英単語問題(15分)ー英作文問題(15分)ー長文問題(60分)ーリスニ ング問題
多くの受験者は英単語問題で苦戦しているので重点的にやって差をつけてください。
肝心の私の結果ですが、1回目は59点、2回目は79点(20点UP)でした。
多分1回目は形式に不慣れだったため十分に実力を発揮できなかったのかもしれません。無知は怖いですよ、皆さん。気をつけてくださいね。
次に2次試験ですが、下の級と同様日本人面接官(ネイティブの場合もある) と1対1の面接を行います。
流れは以下の通りです。
自由会話ー4コマ漫画が描かれたカードを受け取るーナレーションー質疑応答
みなさんは「ナレーション」という言葉に敏感に反応したかもしれません。
このナレーションは準一級特有のやり方で、4コマ漫画のストーリーを英語で説明 することになります。これがかなり厄介です。英語を普段話す機会がないと苦労することは間違いないです。
私自身は2人のネイティブと日夜英会話練習に励ん でいたので土台は出来ていたのですが、そうでない方には難関になります。
ではどうすればよいのかというと、旺文社の2次試験対策問題集で納得いくま で自由会話、ナレーション、それから質疑応答の練習をしてください。
そしてできれば誰かに試験官の役をやってもらってください(これが一番効率的)。周りに適当な人がいない場合(私がそうでした)は問題集だけで構いません。
いい忘れていましたが、質疑応答は「はい」、「いいえ」だけではなくちゃんと意見を述べてくださいね。中学英語で構いませんから。黙っているのが一番いけないです。よほど的外れなことをいわなければ落ちません。
面接の合格率は8 割強です。たとえ難関でも就職面接よりはるかに採点基準はゆるいです。ですので絶対受かるという自信を持って面接に臨んでくださいね。Hang in there!
英検準1級試験情報
英検の詳細については、日本英語検定協会サイトをご覧下さい。
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