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簿記3級資格受験体験談

簿記3級資格受験体験談のアイキャッチ画像簿記の資格を、皆さんはどういった理由で取得しようと思っているのでしょう?

多くの人が直接仕事で活かそうという考えの下に、この資格の取得をめざすのではないでしょうか?

私はそうではなくて、この資格取得によりお金の流れを知ることができればいいと思っています。

お金の流れはどういった職種に就く方でも、知っていて損は無いと思います。

経理など直接簿記の知識を活かせる職種であればもちろん持っていて損は無いと思うのですけど、私のように技術者を目指している方もこの資格を取る事は大きなメリットになると思います。

お金の流れの面から仕事を見れるようになると常にコストを意識した開発などを行うことができるからです。

技術者は技術の事しか考えていない人が多いようで、コストを意識できる技術者は企業も欲しがっています。

また、最近は独立をする人もたくさんいるようなので、そうなった場合にもこの、簿記の知識は必ず活きてくると思います。

ですので、技術者の方も技術だけではなく、ぜひ簿記の資格取得も考えてみてください。

簿記3級資格体験談

では、簿記の体験記を書こうと思います。

と、言いましても、私は2005年の6月12日の試験を受けて多分滑ってしまいました。

しかし、簿記3級の勉強を通じていろいろな事を学び、経験したので、それらをここで紹介しようと思います。

皆さんは、私のようにはならないでくださいね。

では、まずなぜ私が滑ってしまったかの説明からしようと思います。(笑)

はっきり言って勉強不足でした。

私の周りにも簿記3級を既に取得している人がいて、その人の話では簿記3級なんてちょっと勉強したら取れたという事でした。

また、私の買った教材にも10日で受かると書いてあったためにそれを信じてあまり勉強に励みませんでした。

具体的にどれくらい勉強したのかと言うと、ちょうど10日間くらいだと思います。

一日に1時間から一時間半の間だったと思います。

多分、高校や大学などで基礎ができている人にはこれだけ勉強すれば合格する事ができるとは思うのですが、一から始めるという人には短いと思います。

私の経験から考えると、やっぱり余裕を持って一ヶ月は勉強の時間を取った方がいいと思います。

では、教材の紹介をしますね。

10日で合格る!日商簿記3級最速マスター LEC東京リーガルマインド

です。

でも、教材の題にだまされてはいけませんよ。

余裕を持って一ヶ月勉強期間を取ってくださいね。(一日に3時間以上勉強できる人は10日でも大丈夫かもしれません)

この教材は正直分かりやすいです。最後の方に少しだけ理解するのに時間がかかったところがあったのですが、理解できずに他の教材に手を出すという事にはならないと思います。

また、10日で合格る!と書いてあるだけあって、理解するだけであれば10日で十分間に合います。

10日で勉強できるように、一冊の本を10日分に分割しているので、一日にどれだけ勉強すればいいのかが分かります。

一日の勉強時間は1時間ちょっとでとりあえず読み終えて、理解をすることができると思います。

私は、この参考書を全て読み終えてから、問題集に取り掛かろうと思ったのですが、参考書を読むだけで終わってしまいました。

ですので、皆さんは一日一日、問題集と平行しながらの勉強をおすすめします。

問題集は

日商簿記3級テーマ別重要問題セレクト50 LEC東京リーガルマインド

を使ったらいいと思います。

これは参考書と同じシリーズなので、参考書の一日目を勉強したら、問題集の一日目を勉強するというように並行しての勉強ができるようになっています。

先ほど10日で合格するには一日3時間勉強する必要があると書いたのは、参考書を一日、一時間ちょっとで、問題集をまた、一時間ちょっと勉強するといったことをするためです。

もし、それができる人なら試験10日前に勉強を始めても大丈夫かもしれませんよ。

もし一ヶ月勉強期間を取れるなら、一日目参考書を読んで、理解する。
二日目問題集を解きながら、参考書で復習をする。
といった感じで勉強をすればいいと思います。

この方法で勉強しても、20日で全て終わります。

残りは繰り返して問題を解きます。

参考書の中でも簿記は技術であるといわれています。

つまり、何度も繰り返して練習する必要があるという事です。

スノーボードを滑れるようになる為には、頭で理解できるだけではなく、実際に何度も練習しないと滑れるようにならないのと同じ事です。

なので、簿記は解いた問題の数だけ、技術が向上していると言っても過言ではないと思います。

それなのに、私は無謀にも頭で理解するだけで受験したので滑って当然と言えば当然なんですよね。

では、もうちょっと具体的な勉強方法を紹介します。(勉強方法は全て上記した参考書に則って説明します。)

簿記3級でつまづくとしたら、語彙の多さと、参考書の8日目からの決算整理のテーマのところだと思います。

初めて簿記を勉強した人は、語彙の多さにやる気が無くなる人もいるかもしれません。

私も、似たような言葉で、微妙に意味の違う語彙なんかがあるとかなり、腹が立っていました。(笑)

でも、安心してください。

語彙の習得は練習問題を解くことでかなり覚える事ができると思います。

私も、語彙を覚えれないまま次々にページを進めて言ったのですが、簿記は繰り返すのが勉強なので、何度も同じ語彙が出てくるので自然と覚えていけました。

ですので、一回目で語彙を覚えようとしなくていいです。軽く流す感じで進んでいきましょう。

8日目からなぜ難しくなるのかと言えば、それまでに学んだ事を全て総動員するからです。

はっきり言ってこれは繰り返し問題を解くしか会得する方法はないなと思いました。

皆さんも参考書を見てもらえれば分かるのですが、後半になればなるほど表のようなものが大きく複雑になっているのです。

つまり、簿記3級は前半で語彙を理解して、後半でそれらの知識を総動員して、表を完成させるのです

では、私が勉強してややこしいと感じたところを紹介しておきますね。

みんさんは勉強するときにこの部分を心して勉強してください。

まず4日目の為替手形です。

手形には約束手形と為替手形があるのですが、約束手形は簡単で直ぐ理解できるのですが、為替手形はちょっと複雑で理解するには問題をいくつか説く必要があるかもしれません。

5日目の前払い金、前受け金もちょっと理解しずらいかもしれません。

前払い金は商品を買い取る権利で、前受け金は商品を売る義務である事をよく理解しましょう。

そして8日目の繰越商品勘定はネックになります。

理解するのにかなり苦労する人もいるかもしれません。

でも、やり方は簡単なので、まず方法を覚えてしまうのがいいかもしれません。

9日目の費用、収益の見越しと繰り延べも少しややこしいです。

これら以外にもつまずく事があるかもしれないですが、何度も繰り返すうちに理解できる程度のものが多いです。

あせらずじっくり問題を解いていきましょう。

参考書の中で時折、メガネを掛けたおにーさんが登場してワンポイントヒントのような事を言っているのですが、結構そこは重要なところが多かった気がします。

もし、勉強中に登場したら、重要なところなんだと思ったほうがいいかもしれません。

それと、参考書にも問題集にもハガキがついていて、その中のアンケートなどに答えて送ると特典として、用語辞典のようなものが送られてきます。

この用語辞典は結構重宝しますので、早めにハガキを送っておいたほうがいいです。

それともう一つ、簿記の勉強は単調で結構つまらないと感じることがあると思います。

そういった人には、ぜひおすすめの本で紹介した「金持ち父さん、貧乏父さん」を読んでください。

お金の事について勉強する事がどれだけ重要で、どれだけ将来の自分に役立つかが存分に書かれています。

これを読んだら、簿記の勉強にやる気が出る事間違いなしです。

以上、大したことも言えなかったのですが、時間を掛ければ合格できる資格だと思います。

一ヶ月なんとか期間をとって勉強してもらえたらと思います。

皆さんが合格できる事を願っています。

簿記3級について

簿記3級は2040円で受験可能です。

受験申込日時および受験申込場所は、各地の商工会議所、試験会場によって異なりますので受験希望地の商工会議所でたずねてください。

詳しくは、このサイトで説明されています。

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