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新卒から既卒になって就職活動を続けるか迷った場合、どうやって判断すれば良い?
卒業が近づいてくると、既卒になって就職活動を続けるのかどうかで迷う人がたくさんいます。
内定が得られた企業よりも良い企業に就職するために、既卒になって就職活動を続けようか。
内定を得られなかったので就職活動を続けるために、就職留年をしようか、既卒になろうか。
こういったことで迷っているようです。
既卒になるか、ならないかをどのように判断すれば良いのでしょうか?
3月31日まで新卒としての就職活動をあきらめない
卒業が近づいているので、既卒になるかどうかについて考える必要はあります。
しかし、就職活動で最も有利な立場である新卒の時期を最後まで使いきるという姿勢は忘れてはいけません。
既卒になるかどうかを考え出すと、まだ卒業まで何ヶ月もあるにもかかわらず新卒時の就職を諦めてしまう人が多いです。
大企業の採用が終わってしまっているからという理由もあるのだとおもいますが、中にはつらい就職活動を先延ばししてしまおうという考えの人もいます。
しかし、先ほども書いたように新卒は就職活動において最も有利な立場です。
既卒になれば就職活動をいつまでも続けることができますが、新卒時よりもよい企業に就職できる可能性は低いです。
ですので、3月31日までは新卒として全力で就職活動に取り組むようにしたいです。
大企業の採用は終わっていると思っていても、内定辞退などで欠員が発生して再募集されることもあります。
10月1日の内定式後であっても、採用人数が確保できていない企業はたくさんあるので、就職できる可能性は十分あります。
もし、自分で情報を得るのが難しいのであれば、学校の就職課で求人が残っていないか聞いてみるとよいでしょう。
内定を得た企業に就職するか、既卒になるか?
新卒時に全力で就職活動をしたけれども、内定を得た企業に就職するのか、既卒になるのかで迷う人もいるでしょう。
しかし、上記したように既卒になると新卒時以上によい企業に就職できる可能性は低いです。
後で紹介する就職留年をしても、就職留年前の新卒時以上によい企業に内定をもらったという話をあまり聞きません。
ですので、そのまま内定をもらった企業に就職するという選択が最もよいと思われます。
今では、転職をするのも一般的になっているので、希望の企業があるのならば転職の段階で目指すという方法を考えてみるとよいでしょう。
ただし、これはあくまで一般的なアドバイスです。
転職活動で入社するのが非常に難しい企業や職業というのが今だに存在しますので、そういった企業に入社するためには新卒や既卒という立場を利用するしかありません。
そういった場合は、就職活動を続けるのかどうか、希望の企業に就職できるかどうかの見込みや自らの覚悟を考慮して検討する必要があるでしょう。
就職留年をするのか、既卒になるのか?
就職留年は、既卒になると就職で不利になるので、留年をして新卒の立場を保つことです。
内定をすでに得ている人には、特別な理由がない限り就職留年や既卒になって就職活動を続けるよりも、そのまま就職するのが良いとアドバイスしました。
しかし、内定を得られなかった人は就職活動を続けることになるので、就職留年をするのか、既卒になるのかの選択をする必要があります。
既卒の就職は未だに新卒に比べて厳しいので、就職留年をする効果は少なからずあるといえます。
しかし、留年をするとまた1年分の大学費用がかかることになるので、負担は大きくなります。
就職留年をした場合と、既卒になった場合で、同じような企業にしか就職できないと思うのであれば、既卒になった方が良いです。
逆に、就職留年をした方が、より良い企業に就職できるという見込みがあるのなら就職留年も検討しても良いでしょう。
このあたりは、費用の問題もあるので、家族や学校の就職課で相談して慎重に決定するようにしたいです。
まとめ
既卒になるかを迷う前に新卒の就職活動を全力で行いましょう。
内定を得ている企業があるのならば、どうしても就職活動を続けなければならない事情がない場合は、入社することを基本として考えよう。
新卒時に内定を得られなかった人は、就職留年をするか、既卒になるか、親や学校の就職課でよく相談して決定しましょう。
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