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既卒の履歴書の書き方
履歴書の基本的な書き方については、「履歴書作成方法」で説明しました。
ここでは、既卒者ならではの履歴書の書き方について紹介していきます。
学歴は、卒業した大学まで記入しよう
大学に通っている間に就職活動をした人は、学歴に関して大学に入学したところまでを記入します。
しかし、既卒者になったら、卒業した年月も記入しておく必要があります。
〜年3月 〜大学〜学部〜学科卒業
このように卒業した年月までを記入しておきましょう。
この後には「以上」と書いて学歴欄の記入を終えてしまってもよいのですが、卒業後に資格の勉強などをしていたのなら、そのことに関しても少し書いておくとよいでしょう。
今現在も継続中
以上
職歴欄には、ボランティア、アルバイトを記入
履歴書の中には、学歴欄と職歴欄が同じスペースになっているものと、独立しているものがあります。
同じスペースである場合は、「以上」と書いて学歴を記入し終えた後に、「職歴」と書いてアルバイトやボランティアの経験を書いておくとよいでしょう。
独立している場合は、そのスペースに記入するとよいです。
〜年〜月 株式会社〜でアルバイト
今現在も継続中
以上
ボランティアやアルバイトをしていること自体は、正社員などに比べて職歴の価値は低いかもしれません。
しかし、空白期間がないという事実が評価につながる可能性があるので、忘れずに記入しておきましょう。
既卒者が履歴書でアピールすべきこととは?
既卒者という立場を理解する面接官も増えつつありますが、今でも偏見を持っている人は多いです。
- 既卒になるということは、どこも採用しない理由があるのでは?
- 既卒になるということは、新卒時に就職活動をしなかった、のんびりしている人なのでは?
といった疑問を面接官は抱きます。
こういったマイナスのイメージを少しでもやわらげるアピールを履歴書内でも行っておくと、面接前に既卒者の不利な部分を減らすことができます。
履歴書の記入スペースはそれほど広くないのですが、特技やスポーツの記入欄は設けられていることが多いです。
ここで、部活経験やサークル経験があるのなら、それを長期間続けたことをアピールしておくとよいでしょう。
これだけで、既卒に関してのマイナス評価を消し去ることはできないかもしれませんが、部活経験などは、体力、忍耐力、コミュニケーション能力など、人間力といわれる仕事をする上で重要な資質を表すよいアピールになります。
そういったアピールを通して、
他人と協力して、目標に向かって長期間努力することができる人
というイメージを抱かせることができるので、既卒者のマイナスイメージを完全に消せなくても、かなり緩和することができるはずです。
部活やサークル以外の活動でも、学歴とは違う点でアピールできることがあるのでしたら、記入しておくとよいでしょう。
まとめ
既卒者の履歴書では、
- 卒業した学校まで記入しておく
- 空白期間がないことをアピールするために、資格の勉強やアルバイト、ボランティアについても記入する
- 既卒のマイナス評価を緩和するために、学歴以外のアピールもきっちりしておく
という点に気を配るようにしましょう。
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